【体験談】VSTカードとの出会いで気づいた「月額で能力を買う時代」とサブスク収入の可能性

※本記事は、筆者自身の体験と調査をもとに執筆しています。極力正確な情報をお届けしようと努めていますが、まだ勉強中の段階であり、内容に誤りが含まれる可能性もあります。あらかじめご理解ください。

先輩の奥様からのひと言

9月5日。
その日は、先輩の会社に呼ばれていた。パソコンの不調を直してほしいと頼まれ、仕事帰りに立ち寄ったのだ。

奥様はエリート大学を出ていて、事業もいくつも手掛ける人。はっきりとした口調で、きびきびと指示を出す姿は、ただの“先輩の奥さん”ではなく、まるで経営者そのものだった。

作業もひと段落し、コーヒーをいただいたときだった。
「ねえ、VSTカードって知ってる？」
不意に投げかけられた言葉に、私は首を横に振った。

「いえ、初めて聞きました」

すると彼女は笑って言った。
「13日に説明会があるの。AIとかシステムのこと、正直よくわからなくてね。一緒に来てくれない？」

その瞬間、胸の奥に小さな火種が灯った。
VSTカード――名前からは何も想像できない。だが、妙に心をざわつかせる響きを持っていた。

帰宅してすぐにパソコンを開いた。検索窓に「VSTカード」と打ち込む。
しかし、出てくる情報は驚くほど少なかった。海外のニュースもほとんどない。

それも当然だった。まだ産声を上げたばかりの新サービスだったのだ。

そこで頼ったのはChatGPT。断片的な情報をつなぎ合わせるうちに、少しずつ輪郭が浮かび上がってきた。

──VIP会員は登録100ドル。
──SVIP会員は登録1,100ドル。
──月額はどちらも19ドル。
──そして、9月15日のグランドオープン以降はSVIP登録料が1,980ドルになる予定。

「いち早く登録しておいた方がいい」
そう考えたのは、自然な流れだった。

調べれば調べるほど、VSTの仕組みは面白かった。

NFC内蔵のデジタル名刺。スマホにかざすだけでSNSや連絡先、動画や資料まで一括共有。
用途別に最大10種類の名刺を作り分けられ、相手に合わせて即座に切り替えられる。

初対面でのフォローのお願いは手間取ると「またフォローしておきますね」という社交辞令に終わり、往々にしてそのまま忘れられる。
だがVSTカードなら、ワンタッチで実際のフォローに変わる。

「名刺が24時間働く営業マンになる」
このフレーズは誇張ではなかった。

私はYouTube Premiumを契約している。広告が消えるだけで、累計何十時間もの時間を取り戻せた。

そのとき悟ったのだ。
私は月額を払って“時間”を買っている。

同じようにChatGPTや動画編集ソフトも月額課金。
昔のように高額ソフトを買い切りで所有するのではなく、いまは「試す、辞める、続ける」が気軽にできる。

つまり現代は「能力を月額で身につける時代」。
AIやクラウドサービスは、人の能力を一気に底上げしてくれる“拡張装置”になっている。

だが、ここで矛盾に気づく。
能力を月額で得て仕事が楽になっても、給料が上がらなければ出費ばかりが増える。

ならば――。
支出だけでなく、収入もサブスクにすればいい。

VSTはまさにそれを可能にしていた。
AI名刺やプロフィールページから登録が発生すれば、報酬が入る仕組み。多段階報酬により、チーム全体の拡大が収益に直結する。

能力をサブスクで得て、収入もサブスクで得る。
そのバランスを整える未来の働き方が、そこに見えていた。

それでも、説明会に行くまでは半信半疑だった。
「これは本当に役立つのか？」「ただの流行り物ではないか？」
そんな疑念も頭をよぎった。

だが同時に、心のどこかでワクワクしていた。
もしこれが本当に使えるなら、自分の働き方は大きく変わるかもしれない、と。

気づけば私は、説明会を待たずに電話をかけていた。
「SVIPで登録したいんですが」

紹介者の奥さんは驚いた声をあげた。
「え、、なんで？」

それもそうだ。説明すら聞いていない。
だが私はもう迷っていなかった。
未来を先取りする感覚に、心が高鳴っていたのだ。

そのあと、奥様から紹介コードが送られてきた。
私はスマホに登録を済ませ、画面を開いて驚いた。

──奥様のSNSリンク。
──複数の会社ホームページ。
──各社のプレゼン資料や動画の数々。

それらが一斉に並び、目の前に広がった。

「これはすごい。これは本当にすごい」

メールアドレス、URL、電話番号、FAX、LINE ID、会社所在地。
必要な情報はすべて一瞬で私のスマホに入ってしまった。

ただの名刺交換ではない。
これはもう“情報のハブ”であり、“営業の自動化装置”だ。

これから仕掛けていこうと考える立場として、私は確信した。
――これは、ビジネスを変えるサービスだ。

人がAIを使うのではなく、AIに働かせる時代。
その未来はもう始まっている。

VSTカードとの出会いは、まるで小説の冒頭のように、私の働き方を大きく変える予感を運んできた。